「とりあえず展示場」が危険なワケ
家づくりって、
どこから始めればいいんだろう。
そう思ったとき、多くの方が「とりあえず展示場へ」と足を向けます。
でも展示場に行く前に、
自分たちの「判断の軸」を持っていないと、気づいたらその会社の土俵で話が進んでしまう——。
そんなことが起きやすいのが家づくりの最初の落とし穴です。
今回ご紹介するR様は、
まさにそれを事前に察知して、セッションを受けてくださった方でした。
R様のお悩み
30代のご夫婦。
お子さんは5歳と3歳の幼児のふたり。
ご主人の実家を二世帯住宅へ建て替える計画があり、上のお子さんが小学校に上がる2年後(2027年春)までには完成させたいというタイムラインがありました。
セッション前にお聞きしたお悩みはこんな感じです。
- 家づくりを考え始めたけど、何から手をつければいいかわからない
- 展示場に行こうとしたけど、何を基準に見ればいいかわからない
- 夫婦で「家づくりノート」を作ったものの、理想を書き出したところで止まっている
- 友人がハウスメーカーで建てていて、そのハウスメーカーに憧れているが、自分たちのライフスタイルに合うかは不明
- 二世帯建替えならではの複雑さ(解体費、仮住まい、義両親との合意など)が不安
「何もわかっていない状態で展示場に行ったら、流されそうで怖かった」とおっしゃっていたのが印象的でした。
その感覚、正直だし、正解だと思います。
セッションでやったこと
R様はセッション前に、質問に事前に6つ答えてきてくださっていました。
それに全部答えながら、
今日の120分を一緒に設計しました。
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1.まず「二世帯建替え」の特殊性を整理した
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通常の家づくりと二世帯建替えは、スタート地点が違います。
土地がある分、
土地探しの時間とコストは省けます。
でもその代わり、解体費・仮住まい費が別途発生すること、
意思決定に義両親も関わること、「二世帯の形」を先に決める必要があること——。
こうした論点が最初からあります。
セッションではまず、R様ご夫婦の軸を先に固めることにしました。
義両親の意向を最初から全部盛り込もうとすると、判断が迷走しやすいからです。
自分たちが何を大切にしたいかを先に言語化してから、周囲と共有していく順番が正解です。
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2.「家づくりノート」を判断するためにカテゴリ別に整理する
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R様ご夫婦は、家づくりノートに理想を書き出しておられました。
これ、すごく大事な準備です。
でも「書き出したまま止まってしまっている」とのことで——止まったのは、やり方を決めてなかっただけ。
ノートの内容をカテゴリ(お金・土地・間取り・暮らし)に仕分けして、さらに「絶対に必要・できれば欲しい・どちらでもいい」の3段階で優先度をつけていきます。
夫婦それぞれで書いてもらうと、優先度のズレが可視化されます。
そのズレを対話で整理していくのが、このセッションの核心のひとつです。
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3.2年後から逆算したタイムラインを引いた
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「2027年春に小学校入学」というゴールが明確だったので、そこから逆算しました。
- 今すぐ〜3ヶ月:判断軸づくり・会社候補の絞り込み・予算の上限決定
- 3〜6ヶ月後:相見積もり・展示場見学・義両親との合意形成
- 6〜12ヶ月後:設計・確認申請・解体・仮住まい開始
- 12〜24ヶ月後:着工〜完成・引き渡し
今がちょうど動き始めのタイミングだとわかると、「焦らなくていいけど、止まってもいられない」という現実が見えてきます。
タイムラインが引けると、不安が「やることリスト」に変わります。
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4.「このハウスメーカーが好き」と「このハウスメーカーが合う」は別の話
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友人が建てた「ハウスメーカー」への憧れについても、一緒に整理しました。
憧れの正体を言語化してみると、
「木の香りや素材感が好き」なのか、
「広いリビングや吹き抜けの空間が好き」なのか、「友人のプロセスや担当者への信頼感が好き」なのか——
それによって、次のアクションが変わってきます。
「このハウスメーカー以外の自然素材系工務店も候補になり得る」し、
「設計力で選ぶなら複数社を比較すべき」かもしれない。
私はどの会社とも提携していないので、フラットにそういう話ができます。
沖縄でのこのハウスメーカーの強みと、確認すべき点(木造の遮音性・鉄筋コンクリート住宅文化との違い・アフター体制など)もお伝えして、
「展示場に行く前に知っておくべきこと」として整理しました。
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5.展示場に行くための「準備と基準」を作った
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セッションの後半では、
展示場チェックリストを一緒に作りました。
展示場は「相談窓口」ではなく「成約を目的とした場」です。
基準なしで行くと、その会社の土俵で判断させられます。R様専用の会社選びの判断軸(8項目)と、
展示場で聞くべき質問リスト(費用・設計・アフター・担当者の4カテゴリ)を手元に持って行けば、
「聞き忘れ・言いそびれ」がなくなります。
セッションを終えて、R様に今月やってもらうこと
120分の最後に、「次の一手」を4つ決めました。
- 予算の上限ラインを夫婦で決める
- 二世帯の「形」(完全分離・部分共有・完全同居)を仮決めする
- まずは友人が依頼したハウスメーカーを見学予約する
- 義両親との話し合いの場を設ける
セッション後R様ご感想
セッション後、R様から
こんなご感想をいただきました。
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まずは、希望の引っ越し時期から逆算すると、今動かないとそんなに期間がないこと。
何から始めればよいか明確になりました。
お金がなんとなくだったのを明確にしないといけないということもわかりました。
まずは、自分たちがいくら借りられるか、いくら払えるか。
また、要望は平屋ですが、建て替えせずにそのままリノベーションで良いのか、現在の建物を活かしたらどこまで要望が叶うのか。
建設の地域も防災に関わる特殊な地域なので、
建築許可が下りるまでにその他一般の住宅より別の調査や手続きがあるのか、
期間が伸びるのかも、確認が必要だとわかりました。
夫婦で頑張って進めていこうと思います。
また、何かあればご相談させていただきます。
こんな方に読んで欲しい
R様と同じように、
- 家づくりを考え始めたけど、何から手をつければいいかわからない
- 展示場に行く前に、自分たちの基準を持っておきたい
- 二世帯・建替えならではの複雑さが不安
- 夫婦で意見が違うところを整理したい
そんな方には、
「住まいの判断設計セッション」が最初の一歩になると思います。
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