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子ども登校

子どもの登校は「早めに着く」が ― 朝の余裕がパフォーマンスを変える理由

バタバタ登校だった私が、子どもには身につけさせたい「心のゆとり」

※最後、車で送れない家庭にも、できること書いてみました。一読ください😊

朝、できる限り子どもを学校に送っています。

それは、私がいちばん大切にしているのが
「心のゆとり」だからです。

時間を急がせない。
気持ちをざわつかせない。

学校に着いたときに、
子どもの中が整っている。

それだけのために、わが家は
始業の45分前には
学校に着くようにしています。 
子ども登校

「なんでそんなに早く行くの?」

 
学校の始業は8時45分。

本来なら8時すぎに家を出れば間に合います。

でも、わが家が家を出るのは
朝7時10〜15分ごろ。
学校に着くのは8時前。

何人かに
「車送迎なのに、そんなに早いの?」
と聞かれて、
改めて自分の中を整理してみました。

出てきた答えが、
さっきの「心のゆとり」でした。

私がほしいのは、
ギリギリまで寝れる時間
じゃなくて、子どもの中に
ゆとりがある状態なんだなと。

バス通学という選択肢もあるけれど

バス通学だと
朝6時50分にはバス停に着いている必要があります。
時間としてはむしろ早い。

でもバスって、
座れなかったり、
混んでいたり、
暑かったり、
隣の人との距離が近かったり。

朝からそういう刺激を浴び続けると、
子どもの心は
ざわざわ・イライラしたまま
学校に着くことになります。

これがあとから
じわじわ効いてくる、
経験から思うんです。

私の学生時代がそうだったから

 
私自身、
学生の頃はいつも遅刻ギリギリ。

バタバタ焦りながら
登校していました。

そういう日って、
席についても気持ちが整わない。
最初の授業の集中力が出ない。
忘れ物も学校で気づく。

あの「焦って着く朝」が、
一日のパフォーマンスを
じわじわ削っていたんだなと、
大人になった今ならわかります。

そして、ずっと続けた習慣は
社会人になっても
なかなか治らないんです。

会社もいつもギリギリの毎日。
締め切りも何でも
ギリギリが当たり前になってしまう。

仕事のパフォーマンスも
上がらないのは当たり前です。

だから子どもたちには、
今のうち感覚でその違和感を
身につけさせたい。
わたしができる空間を使って🥰

車は“移動する小部屋”

ここからは空間デザイン心理士®としての話を少しだけ。

慣れた車の中って、
家族にとって「第三の安心空間」
みたいな場所なんですよね。

家でもない、学校でもない、
でも自分たちの匂いと空気が満ちている小さな部屋。

この“移動する小部屋”で過ごす
30〜40分の間に、
子どもたちは自宅モードから
学校モードへ
ゆるやかに切り替わっていきます。

集中力の土台って、
実はリラックスなんです。

いきなりスイッチを
入れるんじゃなくて、
じょじょに馴染ませていく時間。

そして学校に着いてからの45分。
早く着けば、焦らずに準備ができる。

忘れ物を思い出す余裕もある。

友だちと笑って話す時間もある。

チャイムが鳴る頃には、
もう心の準備が整っているんです。
車内で娘と楽しくおしゃべりする様子

私にとっても、ただの送迎じゃない時間

私自身も、行き帰りで1時間ちょっと
車の中で過ごします。

YouTubeで学べるコンテンツを
聴いたり、頭をクリアにしたり。

運転中って、
意外と集中力が高まる時間でも
あるんですよね。

そしてなにより、子どもたちとのコミュニケーション。

今日の予定、
最近気になっていること、
ちょっとした愚痴。

車の中というクローズドな
空間だからこそ、
ふと出てくる本音があります。

家族の“住まい”の延長のような、
大切な時間です。

車で送れない家庭にも、できることはある

フルタイムで働くご家庭、
ひとり親のご家庭、
朝に車を出せる大人がいないご家庭。
事情はそれぞれ。

バス通学を選んでいる家庭の方が、
むしろ多数派でしょう。

大切なのは手段じゃなくて、
子どもが学校に着くまでに、
どれだけ心を整えられるか。

バス通学の子のために、

家の中でできる小さな工夫を
考えてみました。

1. 朝の家に“ゆとり時間・5分”をつくる

家を出る5分前に、慌ただしさが終わる時間を。
水を一杯飲む、ソファに座る、窓の外を眺める。
バス停までの足取りがやさしくなります。

2. 持ち物確認は前日の夜に

朝の「忘れ物ない?」が、子どもの心をいちばんざわつかせます。

前夜のうちに整えておくだけで、朝の波が穏やかに。


3. バスの中での“自分時間”を一緒に決めておく。

本、音楽、窓の外の好きな景色。
外側の刺激に振り回されない「自分の世界」があると、混雑したバスの中でも心が守られます。


4. 帰宅後の“迎え入れる空気”を整える朝に余裕をつくれなかった日こそ、夜の家の空気を整える。

「朝の焦りを、夜の安心で取り戻す」という考え方です。

“ゆとり”は時間だけじゃなく、
空間・モノ・音・光からもつくれるものなんです。

車という空間がなくても、
家の整え方ひとつで
子どもの朝はちゃんと変わります。

おわりに 。 時間の使い方は、空間の使い方

時間にゆとりがあるから、心にゆとりができる。

心に余裕があるから、集中できる。
集中できるから、その日が整う。

住まいも、まったく同じ。
「ぎゅうぎゅうに詰めない、
ちょっとした余白」が、

住む人のパフォーマンスと
心を支えてくれます。

今日の朝の送迎も、
私にとってはそのことを
ゆっくりと思い出させてくれる時間でした🥰
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Picture of 建てる前の一級建築士|<sr>まえうみさきこ

建てる前の一級建築士|まえうみさきこ

ielie(イエリエ)主宰。一級建築士として沖縄の現場で25年の実績を持つ。現在は家づくりを予定しているご家庭向けに、ご契約前の間取りや見積もり診断のセカンドオピニオンとして活動中。