姉妹2人部屋。お姉ちゃんが一人になれなくて、イライラしている。

思春期の子どもに個室は必要?工事なし・家具だけで叶える「ひとり部屋感」

【事例紹介】思春期の姉妹2人、3LDKで「ひとり部屋」をつくる方法

こんにちは、建てる前の一級建築士 の まえうみさきこ です。

今日は、実際にご依頼いただいたお客様の事例をご紹介しながら、

わたしの「今の部屋、変えたいコース」がどんなサービスなのかをお伝えしたいと思います。

姉妹2人部屋。お姉ちゃんが一人になれなくて、イライラしている。

子供部屋の状況

ご家族構成は、ご夫婦と高校生の長男・中学生の長女・小学校高学年の次女、合計5人。

間取りは3LDK。

決して広くはない住まいに5人が暮らす中で、

現在、特に悩みの種になっていたのが姉妹2人が使う子ども部屋でした。

姉妹2人部屋のビフォー

「ケンカが絶えなくて…」姉妹部屋の悩み

長女はもう中学生。
思春期に入り、自分だけの時間・自分だけの空間を求めるようになってきました。

でも、次女とひとつの部屋を共有しているので、なかなか「ひとりになれる場所」が作れない。

ケンカが増えた。
気持ちが落ち着かない。
勉強にも集中できない。

こういうご相談、
実はとても多いんです。

「個室を作るにはリフォームが必要?でもそこまでするのは…」と、悩んでいるご家庭。

でも、工事しなくても、家具のレイアウトと心理的なアプローチでかなり解決できます。

姉妹2人部屋。お姉ちゃんが一人になれなくて、イライラしている。

子ども部屋の仕切りで大切にした5つのポイント

① 思春期の子ども部屋は「目線を合わせない」レイアウト

「同じ部屋にいるのに、なぜかリラックスできない」

という状態のほとんどの原因は、視線が交わることです。

人は、誰かの視線を感じると無意識に緊張します。

思春期の子はその感度がさらに高い。

だから、まず最初に考えたのは「どこにいても、お互いの目が合わない配置にする」こと。

ベッドの向き、
机の位置、
仕切りの高さ。

すべてを「視線の動線」から設計しました。

2人姉妹の部屋。ビフォーアフター

② 子ども部屋を仕切っても広く見せるホワイト家具の工夫

部屋を仕切ると、どうしても狭く感じるのでは?

という心配、よくいただきます。

そこで今回選んだのは、壁と同化するホワイトの棚

色が壁と揃うことで、視覚的に「圧迫感」がなくなります。

あくまでも部屋のひとつの要素として、自然に溶け込む。

でも、ちゃんと仕切れている。これが大切なんです。

使ったのは市販のカラーボックス。

お値段もお手頃で、後々のライフスタイルの変化にも対応できるのがポイントです。

③ 出入り口ひとつの子ども部屋、動線を計算した仕切り方

出入り口がひとつしかない部屋の場合、

「誰かの空間を通らないと自分のスペースに行けない」という状況が生まれがちです。

これが地味にストレスの原因になります。

扉を開けたら、できるだけ最短で自分のエリアに入れる。

そういう動線を先に決めてから、家具の位置を考えました。

2人姉妹の部屋。ビフォーアフター

④ エアコンの風向きまで意識する

ベッドの配置を決めるとき、見落としがちなのがエアコンの位置

冷気が直接身体に当たる場所にベッドを置いてしまうと、夏は身体がつらい。

特に子どもは敏感です。

エアコンの吹き出し口と、ベッドの頭の位置。

この関係を確認しながら、快適に眠れる配置を提案しました。

⑤ 勉強に集中できるゾーンづくり

ベッドと勉強机が近すぎると、「なんとなく横になりたくなる」というのが人間の心理です(笑)。

集中モードとリラックスモードが切り替えられるよう、机の向きとベッドの位置関係にもこだわりました。

窓からの光、視線の抜け方も計算しています。

K様のお声

「部屋を改善してから、姉妹の様子もとても安定してきました。

家族それぞれのひとりになれる空間がとても大切なことがわかりました。

プロのすごさは、一般にはなかなか思いつかない提案をしてくれてとても助かりました。」

— K様 40代女性


空間が変わると、
家族の関係性も変わる。

これが、わたしがいつも実感していることです。

「今の部屋、変えたいコース」とは?

今回K様にご利用いただいたのは、実際にご自宅へ訪問し、計測して、

後日、提案書をお渡しするコースです。

言葉だけの説明じゃなくて、図面・間取り図・具体的な家具の品番までご提案するので、「で、何を買えばいいの?」が明確になるのが好評です。

家族とも情報を共有しやすいし、将来のリフォームや模様替えの参考資料にもなります。

料金目安】
1部屋目 ¥30,000(税別)/約6〜12帖

2部屋目以降 ¥25,000(税別)〜

遠方の場合は交通費別途ご相談ください。

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家づくりは「今」だけを見ていると、5年後に後悔する

最後に、
もうひとつ大切なことをお伝えしたいと思います。

K様のお宅は、築5年。
まだ比較的新しいお家です。

建てた当時、姉妹だから同じ部屋で大丈夫だろう、と判断されていました。

実際、小さいころはそれで問題なかった。

でも、子どもは育ちます。気づけば思春期を迎えて、「同じ部屋がつらい」という状況になっていました。


【家は建てた瞬間が完成じゃない】

家族の年齢は、毎年確実に変わります。

子どもが小学生になる、中学生になる、巣立つ。

親が歳をとる。

働き方が変わる。

そういう変化が、住まいへの要望をじわじわと変えていきます。

だからこそ、家づくりの計画段階では


「今の家族」だけでなく、
5年後・10年後・15年後の家族の姿

も一緒に想像してほしいのです。

子どもが思春期になったとき、個室が必要になるかも。

親の足腰が弱ってきたとき、階段がきつくなるかも。

子どもが巣立ったあと、夫婦2人の暮らしに合った使い方にしたいかも。

そういう「未来の暮らし」まで見据えて間取りを考えておくと、数年後に「こんなはずじゃなかった」という後悔がぐっと減ります。

建てる前に、一度立ち止まって考えてみてください。

今の状況に合った家だけではなく、これからの変化にも対応できる家を。

それが、「建てる前の一級建築士」であるわたし、まえうみさきこが、いつもお伝えしていることです。

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建てる・買う・リフォームを売り込むことはしません。

ただ、あなたと家族の暮らしにとって何がベストかを一緒に考える。
それがわたしのスタイルです。

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建てる前の一級建築士|まえうみさきこ

ielie(イエリエ)主宰。一級建築士として沖縄の現場で25年の実績を持つ。現在は家づくりを予定しているご家庭向けに、ご契約前の間取りや見積もり診断のセカンドオピニオンとして活動中。